TANIGUCHI Seminar Column.BBS
04[2006-2007]


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No.124 玉川 準一朗
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「Web 2.0時代ってなに?」

 この前、本屋で立ち読みをしていると、「Web 2.0」のことについて書かれているものを見つけた。最近良く聞くこの言葉。実のとこ、私はこの意味を知らなかった。まぁ、なんとなく「mixi」や「ブロク」のことだなとは思っていたが…。雑誌によると、はっきりとした定義はなく、SNSなどの一般の人が作っていくHPのことを指すらしい。つまり、テレビがデジタルになり、双方向の通信が可能になったのとの同じように、ネット社会も、ただ見るだけから、自分たちでサイトを作っていくものになるらしい。
 実際のところ、「mixi」をしている人は、大学生ならもうほとんどと言ってもいい。また、パソコンを開くとまず「mixi」を開く人も多いのではないだろうか。つまり、何がいいたいかというと、本当にすごいことは「Web 2.0」ではなく、「Web 3.0」の社会である(と、雑誌には書いてあった。)
 3.0社会とはどのようなものなのか?雑誌にも書いてあったが、人が常時インターネットに接続された環境になるのではないだろうか?すでに、携帯電話は日本でほとんど普及している。つまり、ほとんどの人はインターネットに“接続できる”環境下にはあるわけである。そして、そこから“常時接続する”環境になることが、Webの最終進化ではないだろうか?
 正直、私も今のネットの進化のスピードにはついていけていない。「mixi」ですら知ったのは後のほうだと思う。ただ、これからの社会がさらに進化していくのはまちがいない。その中心にネットと携帯電話がある。
 いや、なんかすごい社会になりそうだ。


06/10/14 22:05
No.122 田中 優子
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『今、考えていたこと(の要約)』

私は現在、実家・名古屋にいます。というのも、昨年から勉強していたインテリアコーディネーターの一次試験を名古屋会場で受けたからです。
そうなんです、今日10月9日(体育の日)は、インテリアコーディネーターの試験日だったのです。
とりあえず今は、試験が終わってほっとしています。

インテリアの勉強を始めて2年、私は普段の生活で、ちょっとしたことに「気付く」ことを覚えました。自分の好きなもの、気持ちのいい風景、居心地のいい場所などなど、大げさですが、少しだけ世界の見方が変わったような気がします。

この写真は、つい先ほど、私の部屋の真ん中に寝転んだときに撮りました。うちは木造2階建ての書院造で、ほとんどの部屋が和室です。フローリングの部屋はありません。もちろん私の部屋も和室で、写真に写っているのは部屋のドア(というか障子)なのですが……

私は、高校生のときまで、この良さがわかっていなかったような気がします。マンションに憧れ、フローリングの洋室に憧れ、大学入学と同時にワンルームマンションに下宿が決まったときは、夢のようでした。

ですが、今では、畳張りの和室が好きです。
寝転んだときに、気持ちがいいからです。

レバーハンドルの開き戸より、障子が好きです。
隙間から差し込む太陽が、気持ちがいいからです。

私は将来、ひとりでも多くの人に「気持ちのいい生活」を届けられる人になりたいと思います。

06/10/09 23:15
No.121 小山佑也
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動物を描く

伊藤若冲展が京都国立近代美術館で行われていたので見に行きました。彼は江戸時代の日本画家であり京都人です。彼の作品はとても個性的です。なぜならその作品の多くが動物を描いたものだからで、しかも生きた動物の正確なプロポーションと一瞬の表情を捉えているからです。その当時、花鳥図などの動物をテーマにした絵は、中国に倣い、中国の作品をさらに模写するかたちだったそうです。若冲は狩野派に弟子入りし、また相国寺などが彼のパトロンのような存在になることによって、中国の花鳥図を模写する機会に恵まれました。しかし、彼は自分の目で観察した動物を描くことの意味に気づき自宅で鶏を飼って観察したといわれています。動物の中でも大きいものは日本画ではあまり見たことがないように思います。そもそも日本にはゾウやライオンはいないので、模写に頼らざるを得ません。若冲作ではありませんが、三十三間堂の前にある養源院にて、目の赤い怒れるゾウの襖絵である白象図(俵屋宗達作)があり、それを見て圧倒された記憶があります。ゾウの姿は全く写実性にかけていたのですが動物の持つという魔力や霊力といったあやしげな雰囲気が表現されていました。その寺は伏見城落城の際の激戦で死んだ兵士の血のあとが残る床を使った血天井が有名で、ゾウの絵も鎮魂の意味があって使われていたそうです。日本で動物の絵といえばこのような象徴としてのものや、幻獣(麒麟など)がすぐに思い浮かびます。若冲の描く動物はどこにでもいる鳥類です。その生き物としてのありのままが描かれていた点も特に若冲が注目される理由なのでしょう。若冲展のなかで贋作とうわさされる作品が一点あり、その中には僕が養源院で見たゾウに良く似たゾウも描かれていました。原色の絵の中で赤い目がこちらを見つめていました。そこにはやさしそうなゾウのイメージはあまり感じられません。美術館のとなりにある動物園にはスケッチブックを前にして動物を凝視する人たちがいます。彼ら(彼女ら)は若冲のような鋭い観察力とデッサン力を身につけようとがんばっているのですが江戸時代には鉛筆でなく筆を使って同じ作業をしていたということを考えると、改めて若冲は類まれだと感じます。



06/10/05 22:02
No.120 高木尚美
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誤飲、引き起こさない?

7月に読んだ記事なのですが、こんなものがありました。
「ラッパのマーク」のCMで知られる大幸薬品の胃腸薬「正露
丸」に似た包装で同種で同じ名称を使った薬を販売するのは不
正競争防止法違反に当たるとして、同社が和泉薬品工業に販売
差し止めと損害賠償などを求めた訴訟の判決で、大阪地裁は、
「図柄が異なり、両社の製品を混同する恐れは 認められない
」10社以上が正露丸の名称を使った医薬品を販売し、包装箱
の文字や配色は以前から類似していたとして「原告と他社の製
品は『ラッパの図柄』で初めて識別できる」と、請求を棄却し
た。
これは記事に記載されていた写真です。違いと言えば、多少の
文字の太さと、マークがラッパかひょうたんかくらいのもの。
急いで買ったら別物だった、という事が十分ありそうな類似品
です。医薬品を最も需要するのは、老人です。中には目が悪い
人もいるでしょう。この訴訟が、違反や損害賠償の問題にまで
ならないにしても、分かり易く改善するべきだと思いませんか
?普通の食べ物と違い、医薬品なのですから。
近年、病気やアレルギーに関する対策が充実される方向にあり
ます。まだまだ不十分ではありますが、アレルギー物質記載の
義務付けなども普及してきました。けれど、それ以外のところ
で足元をすくわれるような思いをすることもしばしばあります
。今回のような例や、効能ばかりを大きくうたっている薬に実
は副作用の強い薬物が含まれていた、など。
薬は具合の悪い人が使う物。良くなりたくて使う物。「分かり
やすく体に良いもの」それを第一に考えて販売するべきです。

(記事写真http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=0206-kyodo-soci


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06/10/04 12:03
No.118 小埀 優
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『The Catcher in the Rye』

本を読むのはすきなので、夜寝る前にはよほど疲れていない限り、本を読むことにしています。
最近私が読んだのは、「The Catcher in the Rye」です。「ライ麦畑でつかまえて」と言えば、耳にしたことがある人は多いかもしれません。

外国人著者の場合、その作品に夢中になれるかどうかは、かなりの割合を和訳がにぎっているため、普段は海外の作品をあまり手に取らないのですが、そういう意味ではこの作品は「特別」でした。
訳者が、村上春樹であったからです。彼が和訳を担当していたので、この小説を読みたい!と思いました。

実際読み進めていくと、原文がどのような英語で書かれているかわからないので何とも言いがたいですが、村上春樹の訳は、(訳でさえも!!)あの独特な皮肉っぽさをたっぷりと含んでいて、私の気に入りました。かなりよかった!

物語自体は、高校?を退学となってしまったホールデン・コールフィールドという少年が退学を申し渡されてから帰宅するまでの数日間の身の上話を読者に語りかけていく、というストーリー。
彼はなかなか鋭く、冷静な目で身の回りのもののこと、人のことを見ているのですが、ある種のところでとても激情的に振舞います。その差が非常に(物語中で本人も幾度となく認めていますが)クレイジーです。それはもう…。

しかし、そんな彼なのですが、(読者の立場から)彼に対して抱く感情は人さまざまになると私は思います。それもかなり細かく。
それほど、彼はあれやこれや、人の記憶の中に入り込んできては様々なことを引っ張り出し、かき乱してくれます。でも、それはちっとも騒々しい、あつかましい様相を呈しておらず、むしろ、さらりと、するりと、やってのけてしまっているため「昔から決まっていたこと」のように覚悟ができ、あきらめがつくのです。

最後に、この本で私が感じた「とてもすてきだったところ」を紹介します。
先述の通り、物語はホールデンが読者に語りかける、というスタイルで進んでいきます。文章の流れ上、おそらくは「男性」に語りかけているのだなと見え隠れする箇所はいくつかありますが、けれど、読者が男性でも、女性でも、どんな人でもホールデンの語りかけがなじみ、つじつまさえあってしまうところがたまらなくすてきなのです。

もしも、興味を持たれたら、ぜひ1度手にとってみてください。
秋の夜長に、ホールデンの話を聞くのも、そんなに悪くない思いつきでしょう?


06/10/04 0:30
No.117 築谷 俊介
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フェアトレード

夏休み、エジプトで旅行中にあるフェアトレードのお店と出会った。そのお店はエジプトの中でも有名な観光地にあり、その店は他の店と違ってどこかこぎれいな雰囲気を醸し出していた。もともとあること自体知らなかったお店だが、自転車をこいでいて、目に入ったので寄ってみることにした。

寄ってみたのにはもともと自分がフェアトレードに興味があったということと、自分が今まで見てきたフェアトレード商品と言えば、東南アジアのものが多かったためにエジプトのフェアトレード商品はどのようなものであるかを知りたかったからだった。

お店の中にはエジプトの伝統的な文化を生かしたアクセサリー、絵葉書、皮のかばん、置物など数多くの種類があった。その時、僕はエジプトの商品をエジプト国内で販売することに疑問を持ち、店員さんに話をするとお店のオーナーと話す機会を持つことができた。

オーナー曰く、エジプトでは地域によって経済格差も激しくその差を少しでも縮めたいということとより多くの人に就業機会を与えたいということだった。僕はそんなオーナーの志に共感すると共に感動した。仕事をしたくてもその機会を得ることのできない人へ就業する機会を与え、生産者の地位を守るフェアトレード。そんなフェアトレードは素敵なシステムであり、今後もさまざま場所で行われれば、私たちはさまざまな文化に触れ合うことができるとともに、地域活性化に少しでも役に立つことができるのではないだろうか。

立命館大学 理工学部 環境システム工学科 環境・デザイン・INS

築谷 俊介 rv004049@se.ritsumei.ac.jp


06/10/02 2:31
No.116 浅見量太
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9月16日〜18日まで三条あかり景色というイベントが三条通り(主に寺町通り〜室町通り)で行われています。このイベントでは19時から22時までの間、ライトアップや映像が店舗の壁面などに照射されます、期間中はあかり景色参加店で買い物すると金券やその他賞品がもらえるスクラッチ企画などもやっているので、みなさんぜひ来てくださ−い!


06/09/17 12:53
No.115 伊藤広亮
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祭り

 この前、地元の祭りに行ってきました。この祭りは、県の三大祭に数えられるほど伝統があります。この祭りの特徴なのが、だんじりをひくことで、岸和田祭りほどではないですが地区ごとに多くのだんじりが道を行き交います。地元ではかなり大きな祭りなので、多くの人が訪れます。
 そんな中でたまに起きるのが、だんじりと人との事故です。だんじりが通る道と人が歩く道が仕切られていないので、だんじりが通るたびに注意しなければならないという状況です。だんじりは細い道を通ることもあるので、その場合も注意が必要です。また、ひき手がだんじりに巻き込まれることもあるので、危険です。でも、だんじりを間近で見ると迫力がすごくあり、感動します。それを楽しみにしているお年寄りの人たちも、子どもも多くいます。楽しい祭りで事故が起こることはとても残念でもったいないことだと思うので、人を配置したりして対策を行うべきだと思います。
 今回は大きな事故もなく、とても楽しい祭りでした。実際にこの祭りに行ったのは久しぶりだったけれど、前と変わらずいい雰囲気の中で行われていました。「祭り」という、夏を感じることができる季節感のあるものをこれからも守り、残していくべきだと思いました


06/09/11 13:40
No.114 伊藤広亮
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エコ住宅

 最近、「エコ住宅」というのが少しずつ注目を浴びています。エコ住宅とは主に、「自然界にある素材を極力多く取り入れた材料を使用し、結露対策や省エネルギー対策を図り、かつメンテナンスがしやすい家」という特徴を持った家です。自然の材料を使うので普通の家よりコストは少し上がりますが、こういった住宅が増えていくことはいいことだと思います。
 この住宅の特徴として、施工から廃棄に至るまで環境面に配慮していることがあげられます。家を壊すことで出る産業廃棄物をできるだけ出さないというのは、効果が大きいと思います。特に、京都のような木造一戸建てが多く小区画に住宅が密集している土地では、長持ちして環境負荷の少ないエコ住宅は重要です。木造であるので、「木のぬくもり」ということと「エコ」ということは大きくつながってきます。実際家を建てるとなると、多くの人は設備や強度を基準にして選ぶと思います。家を見る機会は少ないですが、実際自分もそういったことを中心に「家」というものを考えてきました。でも、長くその家に効率的に住めるのであれば、エコ住宅は大事なものを満たしている住宅だと感じました。家を買うことができるのはいつになるかわからないけれど、そのときは今よりも進化したエコ住宅があるんだろうなと思いました。


06/09/09 14:44
No.113 梅田 晴子
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「インターンシップ」

 私は今日10日間のインターンシップを終えました。株式会社湖光という会社でインターンシップを受け入れていただき、仕事をさせてもらいました。湖光にはケア事業部、ダスキン事業部業務市場、ダスキン家庭市場部、フィットネス事業、アクア事業部という事業があるのですが、それぞれの事業部を体験させていただきました。その中でもケア事業を中心に体験し、さまざまな業務に同行させてもらいました。どの事業でも学ぶことが大変多く、特にケア事業部では今まで自分が思っていた「福祉」ということに対しての考えが大きく変わりました。
 このように多くのことを学び、自分の考えに変化がうまれたのは様々な人に出会ったからです。このインターンシップを通して素晴らしい人々に出会いました。社会にはすごい人がたくさんいて、私の考えはとてもちっぽけであるように感じました。ものごとに対して大きな視点でとらえるということ、そのために多くの知識を持たなければならないこと、そして私たちのような若い人がもっと考えをもち意見を述べなければならないこと・・本当に考えさせられました。今回のインターンシップで大変貴重な経験ができました。このように実際に社会で働く人に出会い、交流することによって学ぶ事がたくさんあるということを実感しました。インターンシップに行けて本当によかったです。この経験をこれからにいかしていきたいと思います。

※この写真はアクア事業でいただいたウォッチタイマーです。

06/09/07 22:12
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