No.101 竹田 雅史 |
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final3
第16回関西ラクロスリーグ戦は8月22日の開幕戦から始まった。夏の容赦ない日差しをあび,夏休みの大半を練習に費やし,『関西制覇』の目標を成し遂げるべく,勝利を得るべく戦った。負けが人を大きくする。負けて得られることも多い。確かにそーかもしれない。しかし,負ければ先に進めない。貪欲に上を目指すなら,負けて得られるものよりも,勝って得られるものを優先すべきである。私は3回で来年がある。しかし今の4回生と一緒に戦える夏は今年しかない。全メンバーがそーいった強い気持ちを携え,リーグ戦を戦ったに違いない。結果,5勝2敗でリーグ戦を終え,3位通過でfinal3(プレーオフ)を決めた。 final3に進んだ大学は関西学院大学,京都産業大学である。2校ともリーグ戦で敗れた相手である。関学は毎年優勝候補の強豪。京産はU21(21歳以下)日本代表のゴールキーパーを有するチーム。どちらも強いことには変わりない。11月19日,final3準決勝が伊丹で行われた。対戦カードは立命VS関学。先制点は立命。主将のミドルレンジからのショットが相手ゴールに突き刺さる。その後,逆転され2−4で前半を折り返す。3Q(クウォーター)に入り4−4と追い付くものの,クウォーター終了間際に決められ,4ー5。4Q,最後のクウォーターも緊迫したゲームを演じ,残り時間1分を残し,5ー6。応援席もベンチもなかば諦めていたかもしれない。しかしフィールドのメンバーは肩をおろしていない。しかし時間がは無情にも過ぎていく。残り何秒かはわからない。立命の放ったショットが相手ゴールに突き刺さる。同点。サドンビクトリーに突入。奇跡か必然か。フィールドが観客席が震え上がる。延長戦に入り,主将のショットが突き刺さる…。決めたのは立命。最高のゲームを演じ,歓喜の声と共にfinal3決勝の切符を手にした。この時の 喜びは類をみない,最高のものでした。チームで何かをし,やり遂げる,結果を得ることは人の成長に大きな影響を与えることを強く感じました。
05/12/22 21:00
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