TANIGUCHI Seminar Column.BBS
02[2004-2005]
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No.181 吉川紗織
勝負
皆さんは上の漢字が読めますか?これは「ほぼ日刊イトイ新聞」
(
http://www.1101.com/home.html
)というホームページの「声に
出して読めない日本語」というコーナーに載せられていたものです。
上の漢字、「逑」は「つれあい」と読むそうです。読めなかった人も
安心してください。これは日曜日に出された問題で、日曜日には読め
というのが無理だろうという日本語が出題されています。ちなみに私
は読めませんでした。
最近はパソコンや携帯の漢字変換機能に頼ってばかりで、メモ書き
をしようと思っても漢字が思い出せなかったり、誤字だらけの文章を
書いて友達から指摘されたり、なんてことがよくあります。紹介した
サイトでは読みの難しい漢字が集められていますが、私はそれ以前に
簡単な漢字が書けなくなっています。
また、そろそろ就職活動が本格始動しそうな時期ですが、SPI筆記試験
にしたって見覚えのある問題がたくさん出題されています。小学校や
中学校の時すらすら解いていたのになと情けなくなります。
漢字でも算数でもそう、使わなければなんだって忘れてしまいます。
いくら大学で新しい知識を学んだってそれも同じこと、学んだことを
使ったり自分の生活に取り入れたり意識しなければ何ヵ月後かには忘
れてしまいます。「別にそんなこと覚えてなくても生きていける」な
んて思ったりもしますが、それってすごくもったいないことだと思い
ます。学んでからが勝負だなと今更ながらに再確認しました。
04/12/21 20:39
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No.180 堀井寛美
子供思考の活かし方
押し入れの整理をしていたら懐かしいものが出てきました。私が小さいときに読んでいた絵本です。こんな何十年も前の本がよく残ってたなーと思い、ついつい読んでしまいました。すごく気に入ってた本だったのに、今読むと「何が面白かったんやろ?何なんこの本」って感じでした。それもそのはず、この本は『もけらもけら』という本で意味不明な擬音語?がひたすら書いてあるだけなんです。イラストは可愛い動物とかではなく抽象的というか未来の絵というか…。実際に見てみるのが一番でしょう。「もけらもけら」には「でけでけ」「ぐがんぐかん」など聞いたことのない言葉が繰り返されます。今読むとつまらない本なのに何故これが気に入っていたのだろう。
もう当時の自分の思考はわからなくなったけど、ひたすら一人で読んでいた記憶がある。ストーリー性のある物語絵本とかは親が読み聞かせてくれてたっぽいが、この本はどう読んで聞かせたらいいのかが判らなかったんじゃないかと思う。言葉を覚えはじめたころで本にある簡単な言葉の数々を自分なりに楽しく呟いていたらしい。自分は一人で本を読めるんだとアピールし誉めてほしかったのだろうか?
「もけらもけら」は意味不明な言葉遊びから言葉を覚えていくところに意図がある。絵本には子供の教育に繋がる内容が盛り込まれているが、大人の視点で考えても意図を見出すことができないこともある。それを子供は楽しく無自覚に行う。絵本の奥深さを感じた瞬間だった。
04/12/20 21:02
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No.179 坪田真紀代
性格のギャップ
ある朝の通学途中、一民家にドロボーがよじ登っているのを発見!!んが、よく見るとサンタの人形でした。しかし窓枠への手の掛け方とかやけにリアルだ・・・「そうかあ。もうクリスマスやなあ。1年なんてあっという間だ。」と、自転車こぎつつつらつら考えた。
クリスマスといえば忘れられない思い出がある。それは、幼稚園でやった劇だ。当時私はキリスト教系の私立幼稚園に通っていて、そこでは毎年クリスマス会に最年長組がキリストの生まれた一夜の劇(ページェントと呼んでいたと思う)をやるのが恒例だった。
女子の一番人気はもちろんマリア様役。ピンクのひらひらの衣装だったからだ。しかしこのマリア様役はクラスのリーダー的女の子と、クラスで一番かわいい(とされている)子がやるのが暗黙の了解だった。(前半後半で交代するので枠は2人あった)そこで、その他一般女子は2番人気の天使役に集中する。こちらも同じく白のぴらぴらの衣装だ。
幼稚園の頃、私は大変な人見知りでいつも親友T子の後ろに隠れていた。クラスのほかの友達ともT子を通してしかしゃべったり遊んだりしなかった。案の定、役を決めるときも天使役にじゃんけんで負けたT子が仕方なく羊役にいったので、私もちゃっかり後についていった。
自己分析のために何年ぶりかで自分のアルバムを見返していると、当時の写真があった。羊、なかなかかわいいじゃんと自画自賛しつつ、実は私がいまだに歌えるのはマリア様の歌だ。自分が羊役で歌った歌はまったく覚えていないのに、マリア様の歌だけはなぜか今でも歌える。本当はものっすごーくマリア様役をやりたかったのかな、自分?
自分の意見を主張せず他人に流される人間は、今の私にとって軽蔑すべきタイプの一つだが、当時は私もそのタイプの一人だった。しかし小学校からは公立に放り込まれ、私立幼稚園出身は私とT子のみだったから一から友達を作らなければならなかった。そこでもまれたおかげ(?)で変わったのかもしれない。
今の私なら、誰が何と言おうと、堂々とマリア様役に立候補してやる!
04/12/17 0:08
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No.178 山本 貴子
正しいこと、正しくないこと
映画好きの私としては、今年はほんとにいい年でした。観た映画はどれも素敵で、今でも映画たちの残してくれたメッセージが自分の中に残っています。
そのなかに、思い出せばまだ泣けてくる映画があります。[monster]という映画です。日本ではほとんど宣伝がされず、日本人の好まない重たい内容のものだったため興行収入はあまり良くなかったようですが、アメリカでは主役のアイリーン・ウォーノスを演じたシャーリーズ・セロンがあらゆる映画賞の最優秀主演女優賞を取ったこともあり、大変話題になった映画です。
家族を失い、教育もなく、虐げられ、それでもささやかな幸せを求めた、ただそれだけなのに、アイリーンはアメリカ社会に追い詰められて殺人を犯してしまいました。もちろん、人の命を絶つことはいけないこと。でも、それが自分を守るため、大切な人を守るためだったら仕方がないのか。この映画を観て、なにが正しいのかわからなくなりました。また、アメリカ社会の惨さを感じました。たくさんの人の命を絶ったということもあるかもしれませんが、マスコミに煽られて彼女は死刑となりました。日本では、どんなに悪質な事件を起こしてもなかなか死刑にならないというのに…ひどい話です。でも、死刑にすることがいいとは限らないし、難しい。
ある俳優の方がこの映画にこんなコメントを寄せていました。
“正しいか正しくないか、そんな事では計りきれない人間の複雑さを感じた。”
本当に人間は複雑です。
今年は締めくくりに[ターミナル]を見たいなと思います。
来年も素敵な映画に恵まれるといいなぁ☆
04/12/16 21:41
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No.177 山本 貴子
働くということ
もうすぐ今年も終わります。あっという間に来年になって、就職活動が本格化していって…と思うと気が重たくなります。それでも就職活動をしないとなぁ、なんて思う毎日です。
少し前になりますが、NPOの主催する女性のキャリアアップ講座に参加しました。その講座では、講師の方や他の受講生と一緒になって自己分析をし、最終的には企業さまの前で自己PRをするというものでした。とても緊張しました。私がプレゼンしている時、相槌を打ってくださる方もいましたが、無表情で退屈そうにされている方もいて、実際の面接であれば泣いていたかもしれません。社会の厳しさを少し知れたかなと思います。
もう一つ知れたことがあります。それは、働くことについてです。今までは働くとはどういうことか、なぜ働くのか…なかなか答えが出せずにいましたが、たぶん、人や社会に対して貢献することが働くということなのだと思います。あくまでも私の意見ですが…。なぜ、そう思うかというと、みんなのプレゼンを聞いていて、[役に立ちたい]という理由で仕事を選んでいる人がほんとに多かったからです。もちろん、そのフィールドはさまざまで福祉関係の人もいれば、先生という人もいたし、結局はどの業界にも言えることなんじゃないかと思ったのです。きっと、みんな自分の力を人や社会のために役に立てたいから働くのではないでしょうか。実際、この講座を企画してくださったNPOの方も[女性だからといって自分のしたいこと諦めてほしくないし、頑張ってほしいから講座を開いたんだ]と話されていました。実際はそんな甘いもんじゃないかもしれないかもしれないけど、そんな優しい気持ちで社会がなりたっているんだと思うと少し嬉しいです。
この答えが出ただけでも、進歩したかなと思います。
私は、dreams come trueが好きです。新しいアルバム買いました。載せた写真は関係ないですけど、そのジャケットでした☆
04/12/16 21:34
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No.176 堀井寛美
light house keeper
先日ある会社のセミナーに参加して、その時に見たアニメーションが心に残りました。
約8分の短い内容なんですが、心がじんわりとしました。
内容
雪がしんしんと降る静かな町
一人の男が町の街灯ひとつひとつに火をつけ
雪が降り積もる薄暗いまちに 明かりをともす
それが彼の仕事
嬉しそうに灯をともす彼 対する町の人の冷たい態度・視線
悪い奴らがやってきて仕事を邪魔したり・・・
市長さんの家の街灯をともすと 市長さんが銀貨一枚を投げ渡す
彼は最後に自分の家でもある灯台に明かりをつける
町や海に光が行き渡る
彼は本を読む
本に手をかざして
それは点字の本だった
ここで、作品は終りなんですが、ちょっと泣きそうになりました。
決して自分には光が与えられないのに、彼は町に光を与えるのが仕事なんです。
この主人公のように人に光を与えられるような人になりたいなと漠然と思いました。
今までは、すべて与えられる人生だったのではないでしょうか。
親からの愛情、友達からの友情ともらってばかり
きっと社会に出る、社会人になるって、今までとは立場が逆で人に与えることなんじゃないかと。
それは、人それぞれ直接的・間接的であったりするけれど、こんな風に考えて行動できたらかっこいいし、人と人との関係が暖かいものに感じます。
04/12/10 23:52
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No.175 前澤 千紘
健康食品
ここ数年、次から次へと『健康食品』という名を掲げて今まで
触れもしなかった食材が大ヒットとなり、時にはなかなかスーパー
でお目にかかれない状態になるほどにまでなる。
青汁、ローズヒップ、豆乳、カテキン、玄米、黒米、アガリクス
アセロラ、ウコン、・・・数ヶ月ごとにこういったものがブームとなって
来た様に思う
このブームにまんまとはまる人の一人、我母@実家。。。
どこから情報を得て来るのか、久しぶりに家に帰ればいくつかの
アイテムがすでに用意されており、毎回長々と説明をする。
先日は『黒酢』と『黒豆ココア』をしっかり持たされた。
ということで私が最近手にした、この『黒豆ココア』
名前を聞くだけでも、なんだか健康チック
なんでも第2次ココアブームが来ているらしい、そこんとこに
もっと健康!
をアピール、黒豆まで入れてしまったのがこれである
そもそもココアには5つの成分が含まれており、冷え性、
ストレス解消、便秘に大きな効果が見られるという
この季節、冷え性で悩む女性は多いはず、便秘だって
女性の大きな悩みのひとつではないだろうか・・・
さむーい夜に家に帰り、ココアを飲んで 『ホッ・・・』
なんだかあの香りと湯気に包まれるだけでも心温かくなる
なるほど、ストレス解消にもなっている
健康食品、ココア。
どうやら、これは今の世の中多くで叫ばれいる『癒し』商品と
も呼べるものらしい
すっかり、黒豆ココアにはまる私、今日この頃
ココアにすこーし、塩を入れるとより酷が出ておいしい事を
知り、朝晩必ずココア。時には、もっと健康!!『豆乳黒豆ココア』
カレーに入れてもGOODである。
ゼミ論文に、就職活動・・・心身ともに疲れた諸君。
ココアなんていかが?
だまされたと思って飲んでみてくださいな
母の愛を感じます、はい。
04/12/06 17:36
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No.174 坪田真紀代
商魂たくましく?
ロシアが批准を表明し、京都議定書はついに発効しようとしている。日本は2008年から2012年にかけて、1990年を基準に二酸化炭素排出量を(原単位ではなく絶対量で)6%削減しなければならない。しかしながら、2002年度の排出量は、1990年比で7.6%増加という結果であった。つまりここから日本全体で2012年までに今より14%近く削減しなければならないという事だ。
企業への影響は大きい。例えば法規制の強化(温暖化対策推進改正法、省エネ法)があげられし、将来的には環境税が導入される?かもしれないらしい。11月初めに発表された環境省案では、一般家庭の負担は年間約3千円になるという。しかし、各家庭で省エネ商品やハイブリッド車を長期的に使用すると逆に節約になるとかならないとか…まあ、あくまで環境省のシミュレーションではそうらしい。導入によって2010年のCO2排出量は4%程度削減されるというが、経済への悪影響については、環境省の見方と、産業界や経済産業省の見解は真っ向から対立しており、不透明な部分も多い。また排出許可量の導入により、物を生産する能力、そして消費者のニーズがあっても、生産できないという事態も考えられる。
私が最も感心したのは、排出権取引という制度だ。これは、先進国が排出許可量の枠を超えた分を、下回った国から購入したり、枠がかかっていない発展途上国で行った削減事業で削減できた量を組み入れたりすることで、地球全体として最小のコストで排出を抑えようという仕組みである。議定書の発効をにらんで、英国やオランダは取引市場を独自に創設するなど、世界中で制度づくりが模索されている。誰が考え出したのかは分からないのだが、こんな形でよくもまあ権利の売り買いという発想が出たものだ。まさに商魂たくましいというか、本当にみんな、お金かけたくないんだね、と思った。
04/11/30 19:48
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No.173 宮脇 幸
コツコツ 今年の二月にコラムを書き始めて、今回で十回目。何を書こうかと悩んで延ばしのばしにしていたら、いつも通り、月末になってしまいました。 コラムのネタを考えていると、ある雑誌にこのようなことが書いてありました。『コツコツやろう。他にすぐれた頭脳もない、才能もない、体力もない、財産もない。それでもいいではないか。自分だけがそうなのではない。生れつきそういうものに恵まれているのは千人にひとり、万人にひとり。あとはみんなふつうのひと。(後略)』 いいこと書いてあるなぁと思いました。この「コツコツ」は、誰もが一度は言ったり、言われたりした言葉だと思います。でも私たちはコツコツすることよりも、最小限の努力で最大限の成果をあげようとする傾向があります。時間に追われている私たちにとって、短時間で要領よく物事をこなすことは大変大切なことです。でも、「コツコツ」の姿勢を忘れてはいけないということを、この雑誌を読んで改めて再確認できた気がしま
す。 28日、全日本大学女子駅伝があり、立命館大学女子陸上競技部は圧倒的な強さで優勝し、見事2連覇を果たしました。選手の方々のすばらしい走りに感激しました。強豪校として、スポーツ推薦などで優れた選手が集まっていたとはいうものの、毎日欠かさず走らなければ、せっかくの選手も腐ってしまいます。私自身、少し陸上をかじっていたのですが、2日以上休むと取り戻すのに2週間はかかる、とよく言われました。私たちは、2連覇を成し遂げたという栄光しか見ていませんが、その裏にはあるものは、人並み外れた「コツコツ」です。雨の日も気分の乗らない日も、走ることを欠かさなかったんだろうなぁと思いました。簡単なようで、大変難しいことです。 そんなことを考えていると、いつの間にかコラムが書けていました。雑誌はこのように締め括られています。『チリも積もればというけれど、ふと振り返って、コツコツ積み重ねてきたその大きさに自分で驚くときがきっとやってくる。だからコツコツやろう、そんな日を心に描きながら
。』 今の自分には「コツコツ」が1番足りていないような気がしました。 ※コラムと関係のある画像がなかったので、大好きなピオーネを添付しました。ごめんなさい。
04/11/30 0:30
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No.172 小島 一仁
「こだわり」
ホンダ フュージョン。出会いは、浪人時代、名古屋駅周辺でかっこいい兄ちゃんがいつも乗っていて、一目惚れ。当時原付しか持っていなかった私は大学に入学したら即免許取得、バイトしまくってフュージョン購入を心にきめた。結局1回生の秋には生活費削りまくってやっと購入。
全体的に角ばった80年代スタイル、ローライダースタイルがほんとに好きだ。性能は現行の他のバイクに比べてもだいぶ劣るにもかかわらず値段は現行のバイク並み。それでも二台目のフュージョンを今年の春購入。特にお尻のスタイルがたまらない。学校のバイク置き場にとめてある数多くのフュージョンは復刻版がほとんどで、元祖I型はおそらく私のものだけだと思う。1988年製。彼はもう16歳だ。昔はおっちゃんにしか相手にされなかったけど、今ではすっかり若者の遊び相手にまで成長してきたバイクだ。DA PUMPのISSAもフュージョン乗ってるんだって!
■カスタマイズは以下
・スクリーン(自作カット)
・メッキスクリーンモール
・バーハンドル
・メッキミラー
・メッキグリップ
・フロントブレーキ別体式シリンダー
・メッシュブレーキホース
・ダクトノーズバンパー
・オーダーメイドシート張替え(アンコ抜き)
・フェンダーレス(自作)
・メッキナンバーステー
・ナンバー角度変更
・スモークフロントウィンカー(自家塗装ウレタンクリアー仕上げ)
・スモークテールレンズ(自家塗装ウレタンクリアー仕上げ)
・ナンバープレートブルー照明(自作)
・スーパートラップ443マフラー
・リアローダウン
・フロントローダウン
・クロムメッキサイドショートスタンド
*こだわりの日本に唯一つ漢字4文字「尾張小牧」ナンバー
こんなに書かれても、はっ? て感じだろうけどこだわりなんです!「原型を残しつつ、より渋く」が彼を育てていく私流のコンセプト! オーダーメイドパーツ、自作パーツも取り入れているので、既製品にはない世界に一台のバイクに仕上がっている。お金が貯まり次第、今後もまだまだカスタマイズを進め、自分だけのバイクを造っていきたい。いや、創っていきたい。
そして私自身も創りあげていきたい。
04/11/28 10:48
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