2002立命館大学サマーカレッジ [高大連携]



持続可能な暮らしを探るワークショップ
−京のまちなか、歩いて、感じて、考えよう。−


アルバム1
京の町家を体験しよう。まちなかの暮らしを考えよう。

アルバム2
歩いて暮らせるかな?まちなかの問題や魅力を発見しよう。

アルバム3
調査をまとめて、考えて、提案をつくろう。

アルバム4
みんなに提案しよう。



 地球温暖化やオゾン層の破壊など、地球環境の危機を目の前にして、「大量生産」、「大量消費」、「大量廃棄」を是とする産業構造や人々の価値観をそろそろ変えなければ人類の存続すら危うい時代が到来しています。今、「持続可能な社会」の実現が求められています。
 では、どのようにして実現していけばいいのでしょうか。最初の一歩はみなさん一人ひとりが豊かさの物指しが何であるかを再考することです。そして、自ら行動することが大切です。
 そこで、京都のまちなかを舞台に、皆さんとともに見て、聞いて、感じて、体感することで持続可能な暮らしについて考えたいと思います。まずは、京都の町家体験です。京の町家を訪ね当主よりお話を伺い、長い年月をかけて洗練されてきた暮らしの知恵や工夫を学びます。その後、町に飛び出し実際に車椅子を体験したり、ベビーカーを押したりしながら、京のまちなかをユニバーサルデザインの視点から調査し、歩いて暮らせる町のあり方について考えます。
 今回のワークショップが、「持続可能な暮らし」を実現するために何をすればいいのか、みなさん一人ひとりが自ら考え行動する第一歩となることを願っています。





■スケジュール

2002年
8月3日(土)
15:30〜17:00(90分)BKCコラーニングC106
        2日間のワークショップの概要紹介
        アイスブレーキング・グループ分け(6〜7名×6グループ)
        ユニバーサル・デザインの解説
        →環境・デザインインス実験室へ移動
        車椅子の使い方等の説明

8月4日(日)
9:30 京都駅集合
9:45〜10:30(45分)
        車椅子で移動してみよう。京都駅→四条→吉田家
10:30 京都生活工藝館 無名舎(吉田家・新町通六角下がる西側)到着
10:30〜11:40(70分)
        京の町家を体験しよう。まちなかの暮らしを考えよう。
        吉田孝次郎氏のレクチャー・意見交換
11:40〜12:00(20分)
        フィールドワークの説明(谷口)+グループごとに作戦会議
12:00〜14:30(150分)
        歩いて暮らせるかな?まちなかの問題や魅力を発見しよう。
        吉田家出発、フィールドワーク(グループ単位で行動・適宜昼食)
14:30〜15:30(60分)
        →立命・衣笠へ移動
15:30〜18:30(180分)衣笠セミナーハウス2階K206
        調査をまとめて、考えて、提案をつくろう。
        1.調査結果をまとめよう。          (70分)
        2.注目する問題を決めよう。        (20分)
        3.問題解決のアイデアをどんどん出そう。(30分)
        4.提案する解決案をつくろう。        (60分)
18:30〜交流会


8月5日(月)
9:00〜10:00(60分)以学館3階35号
        プレゼンテーション準備
10:30〜15:30 以学館3階3号・4号
        みんなに提案しよう。
        プレゼンテーション+講評
15:30 解散


■スタッフ
教官 谷口知弘
TA  木村・幸場・三浦・美馬・五味・北窪




立命館大学 経営学部 環境・デザインインスティテュート 谷口知弘
Copyright (C) 2003. All rights reserved
許可なくして当サイトの情報を転載することを禁じます。
戻る