TANIGUCHI Seminar Column.BBS
03[2005-2006]


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No.123 田中 恒
(12KB)
インターネットのなかのヒト

コラムの課題を与えられた時、最後?のテーマを決めた。
 一般に普及しだして約10年。インターネットは我々の生活に欠くことのできないものになった。その便利なツールは、メディアに対してパッシブだった我々に、アクティブへの道を開いた。

 手紙、電報、電話、、、これまでのコミュニケーション手段との大きな違い、それは自分が自由であること。相手は不特定多数。顔は見えない、声も聞こえない。技術的しくみだってよくわからない。個も特定されることがない。だから、自分が自由になれる。
 自分のコラム。その口調を比べてみると、どうも同じ人間とは思えない。最低3人くらいは居そう。僕はある意味では自分を創り出し、この記事を書いている。

 おそらく、ネットコミュニティに対していわゆる素で接せられる人(積極)と、自分を創り出す人(消極)の2種に大別することができる。しかし、両者どちらにとってもこのコミュニティには価値がある。積極な人にとっては、素でいられる自由な空間、消極な人にとっては理想の自分を描き出せる場所になる。
 ネットコミュニティが悪だとは思わない。ネットによるコミュニケーションは、我々の可能性を大きく広げてくれた。
 だが、やはりそら恐ろしいものがある。直接相手に触れ、感じないかぎり、その言葉に確信を持つのは難しい。実態の見えない相手を、どう信じ、信頼すれば良いものか。
 いや、むしろ、実態が無いからこそ相手を信ぜずとも頼れるようになるのだろうか。

僕は未だに、ネットコミュニティに対して臆病だ。

06/01/28 23:35
No.122 阿部 順子
(10KB)
飴の形の職人芸

ちょっと前のことですが兵庫県西宮市のえびす神社で開かれていた十日えびすの祭に行った人からこのあめを貰いました。ピカチュウの形をした飴です。でもただの飴ではないんです。これは飴細工の職人さんがつくった飴なのです。くれた人は飾ってあったピカチュウを買ってきたようですが、頼めば目の前で作っていたそうです。
私も実際に飴細工をやっている人を見たことがありますが、作っている様子を周りの人はじっと見ていました。私もその中に混じって感心していました。飴が固まる前にすばやくキャラクターや動物の形を作る技術に。
水あめが形になっていく過程を楽しみ、飴の形を眺めて楽しみ、おいしく食べる。飴細工は子供から大人まで幅広い人に受け入れられています。最近の飴細工職人はどちらかというと大道芸人的な扱いになっているようです。そしてその活躍の幅は日本国内にとどまらず世界に広がっています。
どこの職人とも同じで昔に比べれば飴細工職人もその数を減らしているようです。しかし私が見た職人さんは若い女性でしたし、その魅力に新たに取り付かれて始める人もいるようです。飴細工は伝統工芸の担い手不足がささやかれている中で恵まれているのかもしれません。飴細工はどの時代の人もどの国の人にも分かりやすい芸術だと思います。この技術を絶やさず、日本の伝統工芸としてどんどん世界に広げてもらいたいと思います。


06/01/28 3:12
No.121 阿部 順子
飴の形の職人芸

ちょっと前のことですが兵庫県西宮市のえびす神社で開かれていた十日えびすの祭に行った人からこのあめを貰いました。ピカチュウの形をした飴です。でもただの飴ではないんです。これは飴細工の職人さんがつくった飴なのです。くれた人は飾ってあったピカチュウを買ってきたようですが、頼めば目の前で作っていたそうです。
私も実際に飴細工をやっている人を見たことがありますが、作っている様子を周りの人はじっと見ていました。私もその中に混じって感心していました。飴が固まる前にすばやくキャラクターや動物の形を作る技術に。
水あめが形になっていく過程を楽しみ、飴の形を眺めて楽しみ、おいしく食べる。飴細工は子供から大人まで幅広い人に受け入れられています。最近の飴細工職人はどちらかというと大道芸人的な扱いになっているようです。そしてその活躍の幅は日本国内にとどまらず世界に広がっています。
どこの職人とも同じで昔に比べれば飴細工職人もその数を減らしているようです。しかし私が見た職人さんは若い女性でしたし、その魅力に新たに取り付かれて始める人もいるようです。飴細工は伝統工芸の担い手不足がささやかれている中で恵まれているのかもしれません。飴細工はどの時代の人もどの国の人にも分かりやすい芸術だと思います。この技術を絶やさず、日本の伝統工芸としてどんどん世界に広げてもらいたいと思います。


06/01/28 3:09
No.120 田中 恒
(28KB)
水にまつわるエトセトラ

気持ち的には8月分。真冬だけど・・・
 ダムに続いて妙な趣味、と言われるかもしれないが、僕はぶらっと公園に立ち寄るのが好きだ。公園ってのは街の鏡。公園に対しての取り組み方でその街が見える。それが僕の持論。

 まぁそんな持論は置いといて、ある程度の規模の公園になるとその中に噴水や小さな親水スペースがあったりする。写真は東京北区のとある公園。用事ついでに覘いてみた、すると、こんな様子。小さな子供がパシャパシャ。お弁当を広げてパシャパシャ。居合わせたファミリーで話しをしながらパシャパシャ・・・夏の暑い盛り、広場は人で溢れていた。

 面白いもので、人は水まわりに集まる習性があるように思う。4大文明が流域で生まれた、っていうほど大きく考えなくても、こんな公園や河川の親水ゾーン、キッチンや銭湯、洗濯場・・・人が自然と集まってくる。同じ目的を持った人が集うから、コミュニティも形成されやすい。何度も顔を合わせるうちに、いつしか会話が生まれ、気づけばそれが楽しみになる。
 そんな自然な形のコミュニティなんて、もう見かけられなくなっていると思っていた。洗濯場で洗濯する人なんてもういないだろうし、銭湯だって減っている。公園デビューだって最近はあまり見かけない。かわりに登場したのはインターネット。ウェブ上に溢れる子育て相談。

 そう思っていたときに出合ったこの光景。パパママは少々へばり気味だが、子供は元気にはしゃいでる。最近めっきり見かけなくなったと思ってたけど、いるじゃん、子供。
 水のおかげで、たくさんの幸せと出逢った。


06/01/26 19:44
No.119 阿部 順子
(30KB)
1月23日10:30

23日の滋賀は雪でした。
目の前で積もっていく雪を見たのは数えるほどです。この日の朝も大阪で写真を取っていたのですが、空はきれいに晴れていて雪の降る気配もありません。京都で雪が見え始め、滋賀に着くと雪が積もっていました。
この間新潟で雪下ろしの仕事をしている人たちの話をテレビで見ました。冬以外は建設業で、仕事のない冬は雪下ろしを仕事にしているそうです。普段は役所が仲介をして派遣されて雪下ろしをしに行きます。時給は1050円。仕事を手伝った人によると安いそうです。安いか高いかはやったことのない私には分かりません。
しかし今年は大雪のせいでその均衡が崩れてしまったそうです。ボランティアが送り込まれ、無償で雪下ろしをしてくれる。当然みんなボランティアに頼むのでそういった人たちの仕事は減ります。
こういった矛盾は多く、なんでもボランティアとか援助ならいいというわけではないという例の一つだと思います。しかしボランティアは必要です。現地の事情を汲み取って援助することが本当のボランティアなのだと感じました。この新潟の問題はボランティアの人にもお金を受け取ってもらうといった解決策を施さなくてはならないと思います。
雪で苦しむ人がいればわずかな雪に喜ぶ人がいる。ボランティアで喜ぶ人がいればボランティアで困る人いる。それを知っておかなくてはなりません。



06/01/25 23:04
No.118 阿部 順子
(30KB)
1月25日10:30

25日の滋賀は雪でした。
目の前で積もっていく雪を見たのは数えるほどです。この日の朝も大阪で写真を取っていたのですが、空はきれいに晴れていて雪の降る気配もありません。京都で雪が見え始め、滋賀に着くと雪が積もっていました。
この間新潟で雪下ろしの仕事をしている人たちの話をテレビで見ました。冬以外は建設業で、仕事のない冬は雪下ろしを仕事にしているそうです。普段は役所が仲介をして派遣されて雪下ろしをしに行きます。時給は1050円。仕事を手伝った人によると安いそうです。安いか高いかはやったことのない私には分かりません。
しかし今年は大雪のせいでその均衡が崩れてしまったそうです。ボランティアが送り込まれ、無償で雪下ろしをしてくれる。当然みんなボランティアに頼むのでそういった人たちの仕事は減ります。
こういった矛盾は多く、なんでもボランティアとか援助ならいいというわけではないという例の一つだと思います。しかしボランティアは必要です。現地の事情を汲み取って援助することが本当のボランティアなのだと感じました。この新潟の問題はボランティアの人にもお金を受け取ってもらうといった解決策を施さなくてはならないと思います。
雪で苦しむ人がいればわずかな雪に喜ぶ人がいる。ボランティアで喜ぶ人がいればボランティアで困る人いる。それを知っておかなくてはなりません。



06/01/25 22:59
No.117 浅井智代
(53KB)
リーダーにふさわしい

嵐山モンキーパークというところに初めて行ってきました。猿がいっぱいいました。私の体よりははるかに小さな猿なのにとても怖かったです。猿と目を合わせると威嚇していると猿に勘違いされて襲われることがあるので目を見つめてはならないそうです。また、手荷物は絶対に手から離してはいけないそうです。そういえば私が小学生の頃はよく通学路に猿が出ていました。終わりの会では先生が「手をぐーにして帰ったらあかんよ。猿はえさを持ってると思って飛びかかってくるから。」と注意を促していました。今ではそんな話は聞きません。あの猿達は今でもいるのでしょうか。嵐山モンキーパークでは猿にえさをあげるには、人間が小屋に入って猿にえさを手渡しするような仕組みになっています。そこに入ると猿が近寄ってきてくれます。あたかも自分が動物園の檻の中にいて猿に観察されているような気分になれます。その小屋の中にはモンキーパークの猿のリーダーについての説明が書いてありました。そのリーダーは他の猿の集団が来たときに一匹で追い払ったそうです。私はその文章を読んで感動しました。自分の身を挺して仲間を守るなんてかっこいいです。人間も見習 うべき社会が猿の中にはありました。今の私は檻の中にいて猿に観察されている立場がぴったりな気がしました。まだまだです。
みなさんも機会があれば是非行ってリーダーの武勇伝を読んでください。

06/01/25 21:22
No.116 マクロビオティック
(26KB)
米子裕介

みなさんはマクロビオティックという言葉を知ってますか?マクロビオティックというのは素材の味を生かして香辛料などの味付けをせずに食べる健康食のことです。これと似た言葉でスローフードというものがありますが健康食と言う観点からマクロビオティックとは異なります。それではマクロビオティックの具体例について1つ述べます。この写真はアボガドの写真です。アボガドは健康食材として有名ですが、トロの味がするというもう一つの顔を持っています。 作り方はいったって簡単でアボガドの皮を剥き厚さ2ミリ程度に切ります。そして醤油につけて食べます。するとその味はトロそのものです。アボガドはどこのスーパーでも売っていて1つ200円程度で買えます。皆さんも一度試してみてください。


06/01/25 18:01
No.115 ダウンジャケット
(28KB)
米子裕介

これはCAMP7とうメーカーのダウンジャケットです。このダウンジャケットは羊毛でできていてとても暖かいです。このダウンジャケットは保温性が高く、さらに大変軽いという特徴があります。真冬はこれを着ていれば中はTシャツ1枚でも十分過ごすことができます。また、冬から春にかけての季節の変わり目など昼間の暖かい時はこのダウンジャケットを小さく折りたたみ、カバンの中にしまい込むことができます。このダウンジャケットは僕が今までで買った服の中で一番高い買い物でした。店先でこのダウンジャケットを見つけてから購入するまでに2時間ぐらいかかりました。2時間考えた結果、着心地の良さと軽さ、収納性がとても優れていたので購入を決意しました。


06/01/25 18:00
No.114 田中 恒
(27KB)
夜景をなぜ美しいと思うのか

 僕はどうも物事を単純に受け入れられないタイプのようで、色々と余計なことを考えてしまう。例えば美しいという感覚も、自分の感性で美しいと受け止めとけば良いものを、なぜそう感じたのかを追求してみたくなる。

 夜景を見たときに、私たちはなぜ美しいと思うのか。キラキラと光り輝く風景から感じ取るものは何なのか。
 僕は人間の営みだと思う。その光の一つは、家庭の団欒の風景を照らしているかもしれないし、仕事に疲れ帰宅するお父さんの自動車のライトかもしれない。人間が作り出したものに対する畏怖もある。あの無数の光から、人間の営みが溢れ出ている。
 同様に星空を考えると、それは時間になる。例えばオリオン座の1等星、ベテルギウス。あの星は地球から400光年離れていると言われているので、私たちが見ているベテルギウスは400年前のものということになる。私たちはその瞬間400年前と邂逅している。

 もちろんこれは無数にある解の1つでしかないわけだけど、こうやってもっともらしい理由が見つかったらやっとその事物が受け入れられる。こんな性格にも困ったものだ。だいたいこんなこと考えてたら、せっかくの感動が薄れてしまう。
 いったい自分が何故こんな性質を持ってしまったのかわからないが、自分と付き合うのは大変だ。わがままな自分を満足させるため、色々なことを考えさせられる。でも、まぁこれも大切なことなのかな。そこにいろんなヒントがあるかもしれないし・・・

あなたはなぜ、夜景を美しいと思いますか?
それとも、思ってないのかな?


06/01/25 0:01
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