TANIGUCHI Seminar Column.BBS
02[2004-2005]


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No.191 要堺 雅代
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実感

9月半ば、京都市内にあるエル・コープという小さな生協でインターンシップを体験してきました。
そこでは通常業務以外に時事問題の研究会や組合員理事によって新事業を立ち上げるなど、予想以上に活発な活動が行われています。
そういった活動に参加する中で、コミュニティの重要性についてやっと少しわかってきたように思います。
今まで、谷口先生がなぜコミュニティにこだわっているのか全くと言っていいほど理解していませんでした。

そこでの議題に上ってきたのは、お金がなくても誰もが安心して生活していける助け合いの場を築きたいというものでした。
障害を持った人の施設は年齢とともに受け入れ先がなくなってきますが中には時々ほんの少しの手助けさえあればいい人もいます。
共働きをしていて、土曜など子供を置いていくのが心配な家庭は多くあります。
それを生協内で働いている組合員がすぐそばで目を届かせ、ときには介護を手伝ったり、悩みを話したり、そんな場所を作ろうというのです。

主婦の声には現実味がありました。
きっと男女平等といってもこれらの問題の多くは、女性が負担することが多く今現在から将来にわたる現実がその背景に読み取れることで、強いメッセージを発していたのでしょう。

私の母は専業主婦のため女性が働くということがあまり現実として受け取れなかったのですが、その大変さを垣間見ることができ、そしてお互いに助け合うことのできるコミュニティはこんなところでも大切なのだと気付かされました。
人との関わりを面倒に思ってしまうこともありますが「情けは人のためにあらず」という意味が少しずつわかってきたように思います。もっと外に出て学ばなければ私は知らないことが多すぎるのだと実感したインターンシップでした。

05/01/03 0:33
No.190 要堺 雅代
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人生設計

京都のとある本屋さんに立ち寄った時のことでした。
私が会計を済ませていると、後ろから父親と息子のこんな会話が聞こえてきました。

「父さんこれも一緒にお願い」
「ん?本の一冊くらい自分で買いなさい」
「いいじゃん、1冊くらい。お願い、買ってよ」

こんな会話自分も昔あったな、でもこの息子の声、親に本屋でせびっている割には社会人くらいの年齢に聞こえるが、単に声の低い高校生か大学生なのだろうだろうか?
不思議に思ってふと後ろを振り返って見ると、私は、一瞬凍りついてしまいました。
父親は、顔の色艶もカップクもいい、見るからに立派そうな人物で、歳は70過ぎくらい。息子はというと、父親とは本当に親子だろうかと疑うほどに身体つきも人相も貧相で、年の頃は40前後。見た目はいかにも頼りなく、定職にもついていなさそうな様子。

「何だこの本は?お前がねだるのは高いんじゃないのか?」
「いいじゃん、買ってよ」
「しょうがないな・・・」

結局父親が折れて買う様子。
そして手に持っている本を見ると、明らかにマニアックそうな鉄道の雑誌。

私はこの親子を、確かに偏見の目で見ていたとは思います。
けれども、私が本当にその場に凍り付いてしまった理由は、まったく別のところにあります。
就職を意識するようになって、自分の将来を考えることが多くなりました。
私は、この親子の本当の素性を知っているわけでもないのに、この親子を見て、いざとなったら親の脛をかじるのも悪くないかな?と甘く考えていた自分が恐ろしくなったのです。

私がレジから離れて親子の本がレジを通ります。
聞こえてきた息子の鉄道の本の値段に私はまた頭を殴られたような衝撃を受けました。20年、30年後に私はこの息子のようにたった千円ほどの本も親にねだるような生活はしたくないなと強く思いました。


05/01/03 0:22
No.189 房本真歩
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スーパーサイズ!

数日前に、「スーパーサイズ・ミー」という映画を観に行きました。
おもしろいです。ぜひ観てください。
(単館系でやってます。四条烏丸のcokon烏丸におニューな
 ミニシアターがあります)
 
 1日3食30日間マクドナルドで売っているものだけを
 食べ続ける

私が知っていたあらすじはそのくらいでしたが、ただ食べ続けた
男の話だけでなく、アメリカという大国の根っこのついた
社会問題に警鐘を鳴らす作品でした。
 まず、映画の始まりは、クイーンの「FAT BOTTOMED GIRLS」の
あのビートでした。個人的にクイーン好きなのでそこから
もう映画にひきこまれて行きました。なんて単純…
終始テンポのいい感じで本来重い話なのに、おかしくみせて
くれる、そんな映画です。
データの数値やグラフがアニメや効果音付きで紹介されるので
なんとも楽しいお勉強をさせてもらった!そんな思いです。
あまり内容を説明してもしょうがないので数あるデータの中から
すこしだけ、紹介を…

 □マクドナルドは毎日4600人によって利用されている。
  (これはスペインの総人口より多い人数)
 □アメリカで最も食べられている野菜は「フライドポテト」
 □マクドナルド曰く「加工された食品が未加工の食品よりも
  有害だというのは一般常識である」
 □いまや全米で毎年40万人が肥満が原因で死亡している

まだまだ驚きのデータがたくさんあります。そして、
この映画の対象は子供であり、子供を囲む大人であり
食育の重要性を示唆しています。これにはアメリカも日本も
関係ない、私も大切に扱わなければいけない事実です。

マクドナルドにいきません。炭酸ジュースも飲みません。
学校のポテトも買いません。
…とかいってアクロスで食べてるのを見かけたら、
注意してください…

主人公がジャミロクワイに見えて仕方がないのは
私だけでしょうか?似てない?

  


04/01/01 4:48
No.188 筧美幸
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おけましておめでとうございます☆

就活をする上で、「転勤ありの総合職」「地元で働ける一般職」どっちにするかずっと悩んでいました。
総合職の仕事を知るうちに、「20代の間くらいはバリバリ仕事してもいいかも。転勤しても、新しいところでもなんとかうまくやっていけるはず。これまでずっと大阪にいるし、違うところに行ってみてもおもしろいかな。」と思っていました。
でもこの前突然気がついたことがあります。「もし関西で就職しなかったら、私がこの家に住むのはもうあと一年ちょっとだ。」ということに。よく考えたらわかりきっていたことなんだけど、改めて気づいてさみしくなりました。今まで引越しもしたこともないから、地元への愛着がものすごくあります。大学も遠いのに、家から通っていたのは、自分の住んでいるところがすごく好きだからということも理由の一つです。そして、家族と離れるってことを実感しました。私は成人式を迎えても、まだまだ子どもという意識があったのですが、自分が社会に出ることを考え始めたとたん、親離れできていない自分から変わらないといけないんだなって思いました。
離れてみて親の大切さがわかるというけれど、今気づくことができたので、これからの気持ちを変えることができます。今まで、家族に対してわがまま言ったり、理不尽に起こったりしたこともあったけど、これからはしません。多くのものを与えられてきたけど、これからはその中から自分で選んで、大切にしていかなければならないんだと思います。
まだ職種のことは悩んでいるけど、じっくり考えていこうと思います。
大晦日から新年になる時、中学の間までは家族で過ごして地元にいたのに、高校に入ってから友達と外で新年を迎えていました。でも今年は家で過ごすことにしました。家族(弟は友達とどっかに行ってるけど)で近く(徒歩1分)の神社に初詣に行ってきて、お参りしておみくじを引いてきました。
結果は「吉・一歩一歩、確実に前進している最中の運気で、ここで身に付けたことは必ず役に立ちます。将来を楽しみに、今はひたすら努力のとき。」とありました。大吉を期待していたけど、今の自分にふさわしい結果がでてうれしいです☆


04/01/01 2:08
No.187 宮脇 幸
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今年最後のコラムです。提出がギリギリになってしまいました。最近うれしかったことを書きたいと思います。 なまった体をどうにかしたくて夜に近くの運動公園で歩いたりしていましたが、最近、早くおきる習慣をつけたくて、夜から朝に行ってます。一昨日くらいの出来事です。寒いのでかなり着込んでいる私の前に、Tシャツとスパッツといういかにも走りそうな格好な50代くらいのおじさんが走ってきました。おはようございまぁ〜す、という元気な声と右手には火箸、左手にはビーニール袋というスタイルでした。私はあいさつをしながら、何をしておられるのだろうと思っておじさんを見ていました。するとおじさんは火箸を使い、運動公園に落ちているゴミや小枝をせっせと拾いながら走っておられます。別に清掃のおじさんでも何でもありません。純粋にうれしい気持ちになり、寒かった朝が急に暖かくなった気がしました。 私たち人間にはどうしても損得を考えてしまいがちなような気がします。でも、スパッツ姿のおじさんは単純にゴミが落
ちているから拾われたのだろうと思われます。 私は公共の場でゴミを拾うという行為に感心させられましたが、それ以上にそういう人間性に感心してしまいました。誰が誉めてくれるわけでもなく、お給料がもらえるわけでもなく。できそうで、なかなかできません。 いつものランニングが、普段より軽快でした。終わり良ければすべてよし!2005年もよい年でありますように。 ※写真は神戸スイーツハーバーのものです。一ヵ月くらい前にできたスイーツのテーマパークです。おせちに飽きたら、ぜひ行ってみてください。

04/12/31 21:04
No.186 杉野 千明
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モノより、おもひで。
 
ガーベラの花です。12月11日、引退ということで後輩から3回生にと
贈ってもらったものを家に帰ってすぐにいけました。
そのころきれいなピンク色をしていたこの花も、今ではもう少し黄色く
なって日に日に元気を失っていっているのがよく分かります。
せっかくの贈り物だからできるだけ大切にしていたのですが、もうそろそろ
ダメみたいです。。
 
贈り物やプレゼントをされるのは、誰でも嬉しいものだと思います。
けれども、それはいつまでもかたちに残るものばかりとは限りません。
花もそのひとつです。こんな風に、かたちに残らないものというのは
それがかたちを失ったときから少しづつその記憶が薄れていって、
それから後になって思い返すきっかけもその分減ってしまうから
ある意味さみしくて切ないものだと思います。
 
私は最近、人間忘れてしまうことほど悲しいことはないのかもしれない
と考えるようになりました。だからよく人は何かかたちに残るものを
求めてしまうのかもしれません。
でも一方で、何かを思い出したとき、それはとても嬉しいことなのでは
ないでしょうか。それはほんの些細なことでも、例え苦い思い出で
あっても、きっとその過去とのふれあいが少し自分を暖めてくれたり
するものなのではないかと思います。
 
そんな私は今ひそかにはまっているものがあります。それは写メ。
以前コラムで紹介したのですが、私は今年の夏それまでかなり長い間
愛用していた携帯をかえて、遅がけながら初めて写メールができる、
さらにムービーすら撮れる、という画期的な携帯ユーザーの仲間入り
を果たしました。しかし写真なんか別にいらん。と思ってせっかくの機能を
長い間ほったらかしにしていました。でもある時友達からもらったプレゼント
を写真におさめて以来、何かあると撮るようになりました。まぁたまには
くだらないもんも撮ったりしますが、自分がなにかを感じた状況で写メると
なかなかよいのです。いつも近くにあるものだから、それをいつでも見る
ことができるし、その気持ちを思い出すことができる。これって実は素敵
だったんだとあらためて実感しています。
 
そう考えると谷口ゼミではフォトbbsなるものがあって、みんなでその気持ち
をシェアできるような仕組みが作られています。なかなか利用されていない
みたいですが、実は私もまったく利用していないですが、これはなかなか
粋なシステムなのかもしれないです。うん、そうかもしれない。少し送って
みようかという気になりました。みんなも送りましょう!先生さみしそうやし。笑
 
というわけで、3夜連続でお送りした私のコラムも今年はこれで最後です。
今年のアカ(?)は今年のうちに…と☆心機一転!これは大事です。
ではみなさん、短い冬休みですが、なにかゆっくりほっこりと、すこし過去の
自分を思い出してみてください。
それではよいお年を!!!!
 
 
 


04/12/30 0:39
No.185 岸本知久
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おいしいビール

 今日ある1本のビールの栓を開けた。このビールは
ドイツに居たころ愛飲していたもので、引き上げてく
る際に記念にと思って苦労して持って帰ってきたもの
である。
 苦労というのにはちょっとした訳がある。簡単に
言うと、留学生活にピリオドを打つ大事な帰路はベル
リンのテーゲル空港からオランダを経由して関空に戻って
くるプランだった。綿密に計画を立て何事も無く帰国
できるはずだった。しかし、ことは空港での搭乗手続き
のときに起こった。とある航空会社のカウンターでチケット
を見せスーツケースを預けるときに、数キロオーバーして
いたため追加料金を払うように言われた。せっかく格安
航空券を買っているのにここで余分を払ってはもったい
ないのでスーツケースを開けて安物の服とかいらない物を
捨てることにした。しかし、記念のビールだけはどうしても
捨てることが出来ず、手荷物に入れることにした。なんとか
スーツケースは追加料金を払わずに預けることが出来たが、
今度は手荷物を体重計の上に載せるように言われた。仕方
なく載せると規定の10キロ以下に収まらず1.5キロばかり
オーバーした。たった1.5キロだが10キロ以下にするまで
飛行機には乗せないと言ってきた。一連のやり取りでフライト
時間が刻々と迫ってきていたので、もう追加料金を払うから
乗せてくれと言ったら手荷物には超過料金制度が適用され
ないと言われた。最終的には「飛行機に乗りたいの、それ
ともここにずっといたいの?」と子供みたいなことを言って
きた。その対応があまりにも理不尽なうえ、理屈が矛盾して
いるため腹が立って文句をぶちまけた。すると警察を呼ばれ
数名に取り囲まれた。その後、数本ビールを捨て10.5キロ
まで手荷物を減らし、0.5キロは目をつぶって貰うという
お互い一歩譲った形で完結した。こうしてドイツでの最後の
思い出は最悪のものになった。
 なにがいいたいかというと、会社の決まりも法律もきっちり
守ることは非常にいいことだが、ときには臨機応変に捻じ曲げ
て対応する必要性はあると思う。もし搭乗者全員が荷物重量で
文句を言ったときにいちいち許可していたら飛行機は重量
オーバーで飛べなくなるので規律を守らす必要があるが、
明らかに離陸時間ぎりぎりの最後の搭乗者なのでその時点で
数キロ増えることはフライトに影響ないはずだ。そのとき発生
している問題と状況を正確に把握して、最良の方法で問題を
解決してもらいたいものである。決まりを守り過ぎるが故に
お互いが不愉快な思いをしてしまった。
 あっ!ビールについて書くつもり脱線してしまった・・・・
・・。すいません、ビールは次回のコラムで。


04/12/29 0:47
No.184 杉野 千明
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たのしみ
 
私はあまり本を読むほうではありません。特別、読書嫌い
というわけではないけれども、暇だから本でも読もうと思う
ほど読書に魅力を感じていないのだと思います。
そんな私でも、なにかのきっかけがあったり、おもしろそうだ
と興味が湧いたときには読書を楽しんだりもします。
 
そしてつい先日もあるきっかけから一冊の本を読み始める
こととなりました。といってもその本はとても読みやすい本
だったので、読み終わるのにそう長くはかかりませんでした。
 
その本は運と幸運の違いについて、を本当に分かりやすい
物語の進行とともに説明していました。でも、運と幸運の
違いと言われて何かピンときますか?私ははじめ、くじ運
の「運」とラッキー☆な感じが、違うようで違わないようで‥
とわからなかったのですが、この本で伝えたいのはそのふたつ
の言葉の違いというよりはその意味の違いというか、ニュア
ンスの違いといった感じなので、まぁそのへんはあまり気に
しないほうがいいと思います。で、重要なその意味ですが、
「運」のほうは、すごい確率でやってくるようなレアもので、
やってきたときにゃぁもう!というやつだそうです。一方の「幸運」
は、実はそれはいつもそばにあって自分がその気になれば
いつでも手に入れることができるものをそう呼ぶのだそう。
ここまでくると、これってすごい元気が出る話やんか!て
もう分かると思うんですけれども、実際私はかなりイイ☆
落ち込んだときにもこれを読もう!て思ったぐらいでした。
物語には白黒二人の騎士が出てきてそれが当然、幸運
手にする側とできない側になるのです。でも、白い騎士の
ストーリーにも何度か選択を求められる岐路というのが
設けられてて、結構あーそれは…(++;)迷うな、て感じで、
自分に当てはめてみると見習うことも多かったりしました。
でもまぁそれもひっくるめて私はバイブル的に感じていたのに、
その本を貸してくれた本人は、「えーっっ!ええ子やねぇ。俺
なんかはじめっから黒派やもんね。」と言ってました。ま、もう
50過ぎのうちのバイトの支配人やったからかもしれないけど‥。
 
こんなふうに同じ本を読んでも感想は十人十色。
そういうのが読書って面白いとこかもしれません。
みんなも読んで!よければ感想をきかせてください。
 
さぁ、この本なんだかわかりました?結構ベストセラー的な
かんじでランキングとか入ってたからこんなしぶる必要も
なかったかなぁ。。笑
正解は、、、「Good Luck」でしたっ♪
 
 
 
 
 


04/12/29 0:25
No.183 杉野 千明
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クリスマス‥
 
気づけばもう12月。早いもので3回生もあとわずか。
みんな就活とか始めてるところなのでしょうか。
 
ここで先日私が行ったプレゼンを紹介したいと思います。
それは「児童労働」の記事についてだったのですが、
みんなはナイキやアディダスなどの商品を作っている
インドやパキスタンの児童労働者がいることを知っている
でしょうか。もしかするとこれはもうすでに有名な話かも
しれませんが、少し紹介したいと思います。
1996年のLifeMagazineに掲載されたその記事は、
「アメリカの公園で、サッカーをする子供たちが目指す
 のはゴール。
 でも自給6セントでボールをつくるパキスタンの子供
 たちにとって、それは今日を生きぬくことなのです。」
という一節から始まりました。そして紹介されていた当時
12歳の少年はたった150ドルと引き換えに家族と離れ、
工場で毎日ナイキのサッカーボールを縫う仕事をする
のです。彼らの小さな手は大人のそれよりも器用に
ボールを縫っていきます。しかし彼らが一日がかりで
ボールをひとつ作り上げて手にするのはほんの60セント。
これでは生活もままならない状況なのに、それでも
彼らは他になすすべもなく毎日同じようにボールを
作り続けるのです。この状況に対してナイキは、これは
昔のことだ。しかし状況を変えるには時間がかかるだろう。
とコメントしています。確かに、もしこの子供たちが
工場から開放されたとして、結果彼らは行き場所をなくす
のも事実なのでした。最後にこの記事では、解決策として
教育が必要だ、としながらも、その取り組みの難しさを
紹介していました。
 
そして著者の意見として書かれていたのが、「だが、
変えられないものをそれとして受け入れてしまうことこそが
それを変えられないものにするのだ。」「ボイコットなどを
することは何の解決につながらないかもしれない。しかし
何もしないでいることは解決に反対するのと同じだ。」
ということでした。この記事は非常に痛烈なものがあるかも
知れません。でもわたしはこの著者に言うとおりだと思います。
こんなことがあると知って、かわいそうと思うだけでは実際何の
役にも立たないのです。この状況を真剣に考えて、みんなに
知らせて、大きな力にしなければ、変わるものも変えられない
のです。
 
日本や他の先進国では年末でクリスマスやお正月に華やぐ
季節ですがこういうことはいつも忘れてはならないものなの
だと思います。授業で先生は、クリスマスは人のことを考える
日ですから、考えてみてください。とおっしゃいました。
みなさん、どう感じましたか?
 
 
 


04/12/28 1:42
No.182 田中 麻友
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好きなこと=大切なもの

 もうすぐ今年も終わりです。この間12月に入ったばっかりだと思ってたの
に、ほんとに日が経つのは早いです。毎年12月に入ったらテレビなどでは今年
を振り返るものが多くなりますよね。その中でも流行語大賞はこの一年を振り
返るにはなかなか面白いと思います。今年はにがりや豆乳などの健康食品が流
行ったり、「冬のソナタ」から始まった韓流ブームが巻き起こったりと色々
あったんだなぁとしみじみ思いました。そこで去年は何が流行ったかなって考
えてみたんですが、ほとんど覚えてないことに気づきました。私が唯一思い出
せたのはt.A.T.uです…。ブームを起こしたものってその時はとても流行ったけ
ど持続性のないものが多いですよね。
 最近私はそろそろ韓流ブームに飽きてきました。理由の一つはどのテレビ局
も朝から韓流ブームにのっていて、同じような番組内容が多いからです。そん
な時に空港でスターに会ったおばさまたちが泣いているのを見ると、なぜそこ
まで好きになることができるのだろうかと冷めた目で見てしまっていました。
でも、最近では逆にそこまで一つののことに対して情熱を傾けられるというこ
とは、すごいことなんじゃないかと思うようになりました。きっと誰にでもそ
のことでは人には負けないくらい好きなものがあると思います。それが人に
よって音楽だったり、スポーツだったり、韓国人スターだったりという違いは
あっても好きなことには変わりはないんです。そしてその自分の好きなこと
が、きっかけが社会的ブームなどであっても、自分の中で大きくなって他人に
自信を持って言えるくらいになれば、もうそれはブームじゃなく自分の財産に
なると思います。自分の好きなことが将来に直結する人もいれば、ぜんぜんつ
ながらない人もいます。しかし、私は自分の中で芽生えた「これが好き!」と
いう気持ちは絶対になくさないように大切にしていきたいと思っています。

04/12/25 10:48
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