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小雨が降る中「竹林公園」に到着。
今回はどんなステキな人に出会えるのか、取材陣一同
ドキドキしながら周囲を見渡す。
「アレ?」
雨が降っているからだろうか?目の前に映るのは
何とも見栄えのしない取材陣の男2人と、今から園内に
入ろうとする夫婦の2人だけ。
どうやら今日はあまり人がいないらしい。
現実を目の前に、手を抜くことには機転のきく僕は、急遽
「今回はステキな竹でいきましょう」と提案。
苦笑いする2人を尻目に、僕はスキップを踏んで
園内へ突入したのであります。 |
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園内に突入してすぐに目に飛び込んできた、少し変った
模様をした竹。この竹はキッコウチク(亀甲竹)と呼ばれる
竹で写真では伝わりにくいのが残念ですが、とにかく
とにかくスゴイんですよ!(表現力が乏しくてスンマセン・・)
一歩、二歩前進する度に次々と変った形をした竹が登場。
今まで竹といえば想像していた、いわゆる竹というものが、
竹の全てだと思い込んでいた僕は、変った形をした竹達に
かなり魅せられてしまいました。
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公園内は野生の鳥の声が響き渡り何とも気分がいい。
竹を見て、鳥の声を聞きながら「ホー、ヘー」と一体何を
しにここへ来たのか。その意味すらも分からなくなった
僕達は途中にある資料館の中に入ったのであります。
入り口正面にある、電球とおっさんの写真。
なんとこのおっさん。あのエジソンさんではありませんか!
おっさんとは何たる無礼。
エジソンさんが電球の中にある細い線(フィラメント)に石清水八幡宮の境内の竹をむしやきにして使用したという
ことは、歴史的にも有名な話なのだそうです。
(がんばって調べてみました)
資料館の中には、園内で見た数々の竹がずらっと並べてありました。写真の真ん中の竹を見てください。
絡み具合が何ともたまりません。 |
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資料館を出てさらに進むと、何やらオカシナ竹があるじゃ
ないですか。
新種でしょうか?竹の専門家に問い合わせをしたほうが
よいかもしれません。
ああ、あんな遠くにもオカシナ竹がある。
あれは橋の上でも生息することが可能なようです。
世の中にはまだまだ不思議なことが沢山あります。
(今回はこれが精一杯の努力でした・・・・) |
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さぁ、貴重な新種も観察できたことだし、
次は石仏がある所まで行ってみよう。 |
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橋を越えて少し登ったところに現れた石仏郡。
この中には、織田信長が足利義昭のために築いた
二条城の石垣に使ったとされる石仏があるそうです。
(取材陣の歴史マニアS君談)
公園内を一通り回り終えて、とうとう最後までステキな人
を取材することもなく元来た場所へと戻る3人。
しかし、その表情はどこか満足気だったりして。
竹の小道をくぐりながら、僕達はこれからの人生、何を求め、何を手に入れるのか。最後はそんな詩で締めくくりたいと思います。
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竹林の
細道抜けてか
何処(いずこ)へと
我等行く道
出口なし
タニ@サポートチーム |