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[2004年4月の西京のステキな人]

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       第5回 京都市洛西竹林公園

第5回「ステキな人」の舞台は京都市洛西竹林公園。
頃は、6月の中旬。




アクセス: (電車利用の場合)
      「阪急京都線」で「桂」駅で下車。「桂」駅では
      「西口」に出て、「市バス」「西3系統」に乗車
      「南福西町」で下車、徒歩約5分で竹林公園南入口。

 


 

小雨が降る中「竹林公園」に到着。
今回はどんなステキな人に出会えるのか、取材陣一同
ドキドキしながら周囲を見渡す。

「アレ?」

雨が降っているからだろうか?目の前に映るのは
何とも見栄えのしない取材陣の男2人と、今から園内に
入ろうとする夫婦の2人だけ。
どうやら今日はあまり人がいないらしい。
現実を目の前に、手を抜くことには機転のきく僕は、急遽
「今回はステキな竹でいきましょう」と提案。
苦笑いする2人を尻目に、僕はスキップを踏んで
園内へ突入したのであります。
 

  



園内に突入してすぐに目に飛び込んできた、少し変った
模様をした竹。この竹はキッコウチク(亀甲竹)と呼ばれる
竹で写真では伝わりにくいのが残念ですが、とにかく
とにかくスゴイんですよ!(表現力が乏しくてスンマセン・・)

一歩、二歩前進する度に次々と変った形をした竹が登場。
今まで竹といえば想像していた、いわゆる竹というものが、
竹の全てだと思い込んでいた僕は、変った形をした竹達に
かなり魅せられてしまいました。

  
    

    

公園内は野生の鳥の声が響き渡り何とも気分がいい。
竹を見て、鳥の声を聞きながら「ホー、ヘー」と一体何を
しにここへ来たのか。その意味すらも分からなくなった
僕達は途中にある資料館の中に入ったのであります。


入り口正面にある、電球とおっさんの写真。
なんとこのおっさん。あのエジソンさんではありませんか!
おっさんとは何たる無礼。
エジソンさんが電球の中にある細い線(フィラメント)に石清水八幡宮の境内の竹をむしやきにして使用したという
ことは、歴史的にも有名な話なのだそうです。
(がんばって調べてみました)



資料館の中には、園内で見た数々の竹がずらっと並べてありました。写真の真ん中の竹を見てください。
絡み具合が何ともたまりません。

  


  



資料館を出てさらに進むと、何やらオカシナ竹があるじゃ
ないですか。
新種でしょうか?竹の専門家に問い合わせをしたほうが
よいかもしれません。




ああ、あんな遠くにもオカシナ竹がある。
あれは橋の上でも生息することが可能なようです。
世の中にはまだまだ不思議なことが沢山あります。


(今回はこれが精一杯の努力でした・・・・)
    

 
さぁ、貴重な新種も観察できたことだし、
次は石仏がある所まで行ってみよう。




 

橋を越えて少し登ったところに現れた石仏郡。
この中には、織田信長が足利義昭のために築いた
二条城の石垣に使ったとされる石仏があるそうです。
(取材陣の歴史マニアS君談)

公園内を一通り回り終えて、とうとう最後までステキな人
を取材することもなく元来た場所へと戻る3人。
しかし、その表情はどこか満足気だったりして。
竹の小道をくぐりながら、僕達はこれからの人生、何を求め、何を手に入れるのか。最後はそんな詩で締めくくりたいと思います。
 
   


竹林の
細道抜けてか
何処(いずこ)へと

我等行く道
出口なし



タニ@サポートチーム
 
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